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黒田草臣

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黒田草臣
ブログ紹介
‥‥昔の作家は道を楽しんだ。たとえば焼物の作家は本当に焼物が好きだったということだ。だから、好きな焼物のために苦しみも楽しんだ。好きな道のためなら、乞食、ものもらいまでしても道を枉げ(まげ)ない、‥‥と北大路魯山人はいう。

 「名品」といわれる芸術品には高い品格が要求される。
とくに陶芸は炎を潜り抜けたものだから、作り手である陶芸家は名利にとらわれず、豊かな心で楽しんで創ってもらいたい。
 その作品から作者の高い品格、そして一目でわかる感性豊かな作者の個性が読み取れて、素直に私たちを感動に誘ってくれるからだ。

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タイトル 日 時
曜変天目‥‥その真に大接近
曜変天目‥‥その真に大接近 曜変天目は「ヨウヘン」、「容変」、「耀変」、「影星」などといわれてきた。 『東山御物』にある美の中でも茶碗の王座を占めていた曜変天目は、天空の神秘さを思わせ珍重されている。 現在、その国宝『曜変天目』の三碗が、MIHO MUSEUM、静嘉堂文庫美術館、奈良国立博物館で同時期に公開という千載一遇のとき、第二回「曜変天目 瀬戸毅己展」の開催の運びとなりました。 ...続きを見る

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2019/05/25 17:38
曜変天目の茶碗や酒盃
曜変天目の茶碗や酒盃 曜変天目2019.5瀬戸毅己 曜変天目は生産地の中国において、これまで文献上の記述もなく、現物はおろか、陶片ですら見つかっていない状態であったが、2009年末に杭州市内の工事現場から曜変天目の陶片が発見された.。 曜変天目の出土場所は、南宋の都がおかれていたかつての宮廷の迎賓館のような所だった。(2012年5月に中国の杭州南宋官窯博物館館長・ケ禾頴が発表) この陶片は昨年、当苑での個展で発表された瀬戸毅己の曜変天目に酷似している。 ...続きを見る

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2019/05/16 21:57
唐津 丸田宗彦2019
唐津 丸田宗彦2019 肥前武雄の丘に佇む丸田宗彦邸‥‥ ここ唐津古窯址の郷に、登窯と新居を設営したのは三十年以上も前のことになる。 五風十雨の時を経た名庭を見るような木漏れ日の差し込む路地に一歩踏み入れると、踏石と苔の対比が茶趣を湛えて迎えてくれる。 陶芸家には抜群の環境の中、唐津では珍しい穴窯、そして伝統の登窯で焚き続けてこられ、 桃山時代から続く唐津焼を、より伸展させて『宗彦唐津』というべき作品が窯出しされ、その度に目を瞠らせる。 朝鮮唐津壺 桃山の昔、高雅な茶陶を焼いた唐津だったが、江戸の前期から昭... ...続きを見る

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2019/04/20 22:49
唐津 田中佐次郎…心豊かな人間性も投入
唐津 田中佐次郎…心豊かな人間性も投入 なだらかに起臥している山脈(やまなみ)と鏡のようにおだやかな玄海の潮(うしお)が望める海抜700メートル山頂の山瀬‥‥ この自然風光を独り占めにする陶匠は、陶も禅も掌中の珠だと諦観する禅者の境涯を持っている。 それは世俗的な名利に囚われず、枯淡の域に徹底しているからだろう。 唐津石はぜ茶盌銘「朝まだき」  唐津の常楽寺の境内に窯を築いた数年後に先生をはじめてお訪ねした。 当時の唐津陶芸界にあって、希少な俊雄として向後を背負う作陶家だと直感した。  永平寺の教義を尊奉する... ...続きを見る

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2019/03/20 22:19
やきものに捧げて‥‥しぶや黒田陶苑50周年記念「小山冨士夫展」
やきものに捧げて‥‥しぶや黒田陶苑50周年記念「小山冨士夫展」 五十周年ご挨拶 思い起こせば、半世紀前の1969年(昭和43年)1月、数寄屋橋で3坪の店を借りて、小さな一歩を踏み出しました。 なによりも多くのみなさまに支えられ励まされて、作り手とコレクターの方々との真剣勝負の臨場感を、執り持つ機会を与えていただきましたのは幸運であったと感じ入っております。 深いご支援の賜物と心より厚く御礼を申しあげます。 これからも「使う楽しみのある美」を追求しながら、近現代の巨匠陶藝家の逸品を厳しい眼で選び皆様にご紹介してまいります。 たゆまず精進を続け皆様と対... ...続きを見る

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2019/02/14 17:10
井戸茶碗はどこから来たのか‥‥韓国古窯址を訪ねる
井戸茶碗はどこから来たのか‥‥韓国古窯址を訪ねる 淡交社『なごみ』2019年1月号  大特集 茶人が愛した素朴のうつわ 高麗茶碗 ...続きを見る

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2019/01/14 13:18
丸田宗彦‥‥無類の逞しさで現代唐津を担う
丸田宗彦‥‥無類の逞しさで現代唐津を担う 古唐津と現代唐津の融合を見事に実現し、昨春には独立30周年の記念展を開催させていただきました。 そして今年は、当苑での個展が25回目を迎える節目となりました。 ...続きを見る

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2018/04/20 22:27
魯卿あん  【大芸術家 北大路魯山人展】
魯卿あん  【大芸術家 北大路魯山人展】 『魯卿』と号するようになった北大路魯山人35歳の時、鎌倉の円覚寺に連なる六国見山を背にした明月谷に茅葺きの田舎家を住いにして「北大路魯卿」の表札を掲げました。 ...続きを見る

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2018/04/20 17:33
曜変天目‥‥瀬戸毅己"The mystery of Yohen Tenmoku"
曜変天目‥‥瀬戸毅己"The mystery of Yohen Tenmoku" 曜変天目の謎  ‥‥ 漆黒の釉面が光を浴びると瞬く星のような大小の斑点が現れてくる「曜変天目」。 ...続きを見る

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2018/03/29 22:05
コレクターのまなざし…西岡小十
コレクターのまなざし…西岡小十 小さな容のなかに語りつくせないほどの大きな魅力をもっている“ぐい呑”は手のうちでやきものを愛でるのに具合が良いからでしょうか、多くのコレクターに愛されています。 ...続きを見る

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2018/02/21 18:48
西岡小十‥‥小次郎窯と小十窯
西岡小十‥‥小次郎窯と小十窯 「古格を保った昔のままの土がいたる処にあります。心踊ります。明日から仕事にかかります。環境はよし、人情はよし、静かな中に清らかな高い響を周囲の風物から受けることができます。…中略… (唐津焼を)土地の人さえ知りません。骨董屋店を見てもカケラさえ見当たりません。完全に滅びてしまって、ただ、各所に窯跡らしい丘に高台など見られるくらいのものです。宝のような原料がかくも無尽蔵に何処掘ってもあります。」と昭和十年三月に石黒宗麿は大原美術館の武内潔真に唐津の実情を手紙に書いている。 中里太郎右衛門のお茶... ...続きを見る

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2018/01/31 22:16
直木美佐‥‥内に茶心を包み込んだ楽茶碗
直木美佐‥‥内に茶心を包み込んだ楽茶碗 直木美佐さんの師匠は日本画家であり、楽茶碗の名手であった直木友次良先生である。 1903年、兵庫県神戸市に生まれ、日本画を描くかたわら義兄で陶芸家・江川拙斎の影響で楽茶碗の制作を始められた。63年頃より楽茶碗を発表、75年7月には船橋市松ヶ丘に築窯されて、日本画と楽茶碗を融合させた作品を発表された。渋谷黒田陶苑でも個展を開催されたこともある。 ...続きを見る

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2018/01/23 12:23
田中佐次郎‥‥純粋な芸術性を求める
田中佐次郎‥‥純粋な芸術性を求める  佐次郎作品を手にとると“芸術とは人である。人格である”と、つくづく思い知らされる。 たとえ粗放になりやすい土を使っても躍動感ある明快で小気味よき造形を創り出して、格調の高さを堅持するからだ。  五十数年前に燃えさかる焔をも感じさせる縄文土器に興味を持たれ、その発掘調査研究をされた。 さらに土に結縁する陶人として宿命づけられたかのように茨を払って拓いた山瀬で“陶禅一味”の生活を送りはじめ、「土を練ることこそは心を養う」と、人格の研鑽を基としてしぶとい(・・・・)土と炎と闘い続けている。 ... ...続きを見る

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2017/12/23 21:48
瀬戸毅己‥‥曜変天目の再現
瀬戸毅己‥‥曜変天目の再現 品格のある華やかさがある曜変天目 作品はすべて瀬戸毅己の曜変天目 ...続きを見る

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2017/11/02 16:03
砧青磁・飛青磁・天龍寺青磁・七官青磁を焼いた龍泉窯・そして官窯「楓洞岩窯」
砧青磁・飛青磁・天龍寺青磁・七官青磁を焼いた龍泉窯・そして官窯「楓洞岩窯」 福建省との境にほど近い浙江省龍泉市内から眺める山々は素晴らしいの稜線である なんと標高1000m以上の山が800以上あり、市内の大部分(70%)は山地で占めているというのだ 古越磁や越州窯、南宋官窯などそのいたるところに青磁の古窯址がみられ、 なかでも浙江省西南部に位置する「龍泉窯」は、中国最大の『青磁』産地である ...続きを見る

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2017/10/26 16:23
山田山庵‥‥松永耳庵を瞠目させる
山田山庵‥‥松永耳庵を瞠目させる 並外れた才能、それを自由気儘に発揮し、展観する度に数寄者を驚愕させたほどの腕前であった 楽茶碗の名手・山田山庵先生……  85歳となられた平成3年に、ご自身が選びぬいた作品集『自撰 楽茶碗 山田山庵』を出版され、巻頭に挨拶文に載せている。 「昭和十年の春だったと思いますが、商用で名古屋へ行っているうちに、ちょいちょい立ち寄っていた骨董屋さんに、中村道年さんという楽焼の作家がおります、いってみませんかと誘われて八事の道年さん所へ伺ったのが、私と楽焼との運命的な出合いだったのでしょう。 土から... ...続きを見る

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2017/10/17 12:57
浜本洋好…初期の『斑唐津』に惚れた‥‥
浜本洋好…初期の『斑唐津』に惚れた‥‥ 陶芸の原点は「迫力ある原始的なもの」だと、売名行為を図ることをよしとしない浜本洋好先生。 15年間、唐津焼の窯元で修業されているが、30歳の頃、初期唐津の深遠な斑唐津に惚れて、岸岳周辺の古窯址を入念に発掘調査された。ここで唐津焼に適した粘土を掘って窯元へ売って独立資金を稼がれた。 頑固一徹な信念を曲げることなく清貧を苦にせず、豊かな陶土の岸岳に対座してこの道を歩む独立を決心された。 窯焚を待つ間、ひっそりと佇む浜本洋好先生の割竹連房式登窯 ...続きを見る

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2017/10/03 12:13
用の美≠フ探究者 北大路魯山人
用の美≠フ探究者 北大路魯山人 唯一無二の芸術家 北大路魯山人 ...続きを見る

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2017/08/28 17:04
三輪和彦‥‥「エル・キャプタン」
三輪和彦‥‥「エル・キャプタン」 鮮烈な感性に会話が広がる三輪和彦先生の白萩 ...続きを見る

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2017/07/31 22:18
茶の湯…茶碗の参考書……やっぱり、名碗
茶の湯…茶碗の参考書……やっぱり、名碗 「目の眼」という月刊誌にある 骨董入門のコーナーで、「入門者向けに茶碗の参考書になる本を…」ということで拙文を、、、 古美術商のすすめる参考書 ……やっぱり、名碗 ...続きを見る

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2017/06/16 16:51

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