黒田草臣

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zoom RSS 丸田宗彦‥‥無類の逞しさで現代唐津を担う

<<   作成日時 : 2018/04/20 22:27   >>

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古唐津と現代唐津の融合を見事に実現し、昨春には独立30周年の記念展を開催させていただきました。
そして今年は、当苑での個展が25回目を迎える節目となりました。

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丸田宗彦画像唐津ぐい呑


丸田宗彦先生は1961年に黒牟田焼の窯元に生まれ、益子焼で修業して帰郷されて三年後、古唐津名窯の里・武雄に登窯を築いて独立。独立当初、民芸陶と唐津焼の両党使いの作陶を続けられていた。
当苑での初個展を経て、「唐津焼に一本に絞ったら」と助言した思い出があります。
彼の返事は「古唐津が好きです」と答えてくれた。
初対面は謙虚で先天的な善性さが印象的な青年でしたが、陶芸の三本柱(焼・土・作り)に対しては無類の逞しさをもち、その作風に対する心意気も並外れていた。

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丸田宗彦画像朝鮮唐津窯変壺


朝鮮唐津や斑唐津はもとより焼締の粉引、梅華皮唐津、奥高麗、井戸、割高台、御所丸、刷毛目、三島、引出黒、織部、白織部、楽など、今まで唐津焼の範疇では思いもつかなかった技法をも取り入れた。
新しきものごとは真っ当には運ばないものだが、奇を衒うことなく耽々と加味し、唐津焼の新しき時代の流れを作ってきた。すべて努力の賜だが、前に遮るもの無きがごとくに、順風に帆を孕むごとく日を追って丸田宗彦の名を高めてきた。
奥高麗茶碗画像


古唐津のよさは、土のよさでもある。作り易くするために土をブレンドすることが多い昨今だが、古唐津への情熱が燃え滾り、自ら土を掘り、その特質を生かす単味で使うように心がけている。登窯と穴窯という性格の違う二つの窯を駆使して焼成して生まれた作品は嘘(・・)をつかない。
その良さは使い込むほどに良き釉調や土味を呈して手放せなくなるのだ。

画像朝鮮唐津・唐津黒織部・絵唐津ぐい呑


初個展から25年目、この度も目を瞠る新作が登場する。
それは古唐津にはない、しかし唐津でしかなしえない焼に対するこだわりから“釉と土味”の妙が斬新である。
茶碗の高台削りには轆轤を使わず仕上げて小気味よく削られ、
いよいよ丸田宗彦唐津には格調と品格が備わってきた。

しぶや黒田陶苑 黒田草臣

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【第25回記念展示 丸田宗彦展】
2018年4月20日(金) 〜 2018年5月1日(火)
4月26日(木・定休日)




 【大芸術家 北大路魯山人展】
魯卿あんにて開催:2018年4月16日(月) 〜 28日(土)


魯山人「大雅堂」・「美食倶楽部」発祥の地

 魯卿あん‥‥Rokeian
〒104-0031 東京都中央区京橋2-9-9    TEL: 03-6228-7704 FAX: 03-6228-7704
営業時間:11:00〜18:00
 Email:rokeian-kuroda@jupiter.ocn.ne.jp

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