島村光と古陶の共演展‥‥黒住教宝物館

平成27年2月16日に島村光先生は2014年度 「岡山県文化奨励賞」 を受賞された。 岡山市北区尾上神道山にある黒住教本部の大教殿で「島村光と古陶の共演展」が開催され、二重の喜びとなった。 そこで4月18日(土)、私も「古陶の共演展」の奉告式に出席させていただいた。 その後、宝物館での「お直会」(おならいかい)での立食パーティーが…
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渡部秋彦‥‥丹那盆地の登窯で青瓷を極める

黒沢明監督による「七人の侍」(東宝)のロケ地となった伊豆丹那盆地 1954年(昭和29年)4月26日、監督は黒澤明、主演は三船敏郎と志村喬、207分の映画。 黒澤が尊敬するジョン・フォードの西部劇映画から影響を受け、当時の通常作品の7倍ほどに匹敵する製作費をかけ、700万人の観客動員を記録したといわれている。 「七人の侍」…
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魯山人の備前焼。そして銀彩を施す‥‥魯卿あん

備前焼の土に、釉薬を掛けると巧く発色しない。 上絵を施しても備前土に吸収されて色が出にくい。 一週間以上かけて焼いたものに上絵する必要があるのか。 などといわれ、やむを得ず無釉焼締で“一千年の伝統”を守ってきた備前焼‥‥ この備前焼に画期的な銀彩を魯山人は施した。 陶陽工房での制作 昭和27年、北大路魯山人はイサム・ノグ…
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森 陶岳‥‥なぜ全長85mの大窯を築いたか?

備前焼の岡山県重要無形文化財保持者・森陶岳さん(78)=瀬戸内市牛窓町長浜=が、 同所に築いた空前の「新大窯」(全長85メートル、幅6メートル)で、 107日間にわたって続いた窯焚きが20日朝、終了した。 午前8時10分、小雨が降る中、窯内部を確認した森さんが、 「よっしゃ、いい焼けだ。火を止めよう」と大きな声を上げて指示を出し…
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森陶岳先生の「寒風新大窯」‥‥最終段階の窯焚

森陶岳先生の「寒風新大窯」の窯焚をみせていただいた。 1月4日に火入してから、すでに100日以上焚いている。 ここを抜けて陶岳邸へ 左が全長53メートルの「寒風大窯」  右が 全長85m幅6m高さ3mの「寒風新大窯」 長い窯焚が終わった大口は閉じてある 人の高さほどある「五石甕」など大甕97点、ほかに多くの作品が詰…
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大芸術家 北大路魯山人展 ‥‥ 『魯卿あん』便り

「感激のないものには精神の緊張がない。感激が傑作を作るといってもよい。 自ら感激して初めて人を感動せしめることができるのである。」 と語った魯山人の言葉が好きです。 魯卿あん 会場 「悠寬」悠々寛々たる  京橋の魯山人所縁の地に『魯卿あん」を開店させていただいてから、 3冊目の作品集ができました。 厳しい鑑識眼をお…
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丸田宗彦…風格を纏う「独創唐津」

 風格を纏う「宗彦唐津」 作陶の修業に出られてから今年で、はや35年目。  1987年に独立、登窯を築窯された丸田宗彦先生の陶房は  武雄市郊外の喧騒を離れた高台にある。 数寄者の邸宅を思わせる苔むした路地が、清々しく迎えてくれて、 その背景には全長3・5mの小ぶりな穴窯が佇む。 穴窯は築窯されてから、すでに15年‥‥、 …
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石黒宗麿…千点文・掻落などの磁州窯に挑む

生涯、師をもたず、古典から学んで努力を重ねて 独り孤高を貫く意地に徹した石黒宗麿。 洛北八瀬の櫟林を切り拓いて、念願の登窯を築窯。 洛北の四季に包まれながら作陶を楽しんだ。 「新緑雑木画賛」櫟林に新芽 一年無日不看花 鳥語喃々樹上譁  四面有山皆入畫 不偏流派興加 ここ八瀬は一年に亘って花を見ない日はない 鳥は樹上…
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梶原靖元…初期唐津と李朝陶に注目した

 「唐津 梶原靖元展」によせて     岸岳古窯址「大谷窯」に隣接する大谷工房「飯洞甕窯」 はじめて梶原さんが、朝鮮半島に渡ったのは2001年のこと。 高麗青磁の古窯址を手始めに、翌2002年には粉引の宝城古窯址を調査され、 当苑での初個展が、2004年10月であった。 梶原靖元展図録地下式単窯 伊万里生まれの梶原さ…
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石黒宗麿-五-  終の住まい‥‥京都府愛宕郡八瀬村

JR東海道線の京都東山トンネル付近、東大路から入る醍醐道と日吉南道に挟まれた狭い道には、民家や古くからある窯元が密集している。ここから山越えで山科へと通じる道沿いに京都市立今熊野小学校があり、その北隣には真宗大谷派の即成寺が佇んでいる。 東山覚往山 即成寺の門前に「鬼手佛心」と刻字された石柱が右手にみえる。 「鬼手佛心」とは…
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直木美佐…楽茶碗による唯一無二の表現力

日本橋三越本店にて「直木美佐茶陶展」開催 会期:平成27年1月14日(水)~20日(火) 会場:日本橋三越本店 本館6階 美術サロン 黒楽茶碗「鷹ヶ峯」 ‥‥「直木美佐」への推薦文‥‥ 唯一無二の表現力 心静かに端座して、一喫を欲する‥‥そんな贅を思ってみる。 この季節には楽茶碗がいい、両の掌に抱き、お茶を押し…
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森陶岳 新大窯初窯火入式の神事

現代備前の陶芸界にあって緻密な計算の元での陶にかける情熱とパワーにより 名作を創りだす森陶岳の大胆さと繊細さは群を抜いている。 全てのデーターを採り、時間という重みに耐え抜くことができる作品を目指して全長85メートル、幅六メートル、高さ3メートルという巨大な登窯を寒風に7人の門下生とともに8年かかりで築窯した。 すでに2008…
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古染付・祥瑞‥‥明末清初の染附

中国明代末期に焼かれたとされる「古染むぎわら筒」や「呉須染附漢詩鉢」は、北大路魯山人が好んだ古染付の作品です。現在、京橋の『魯卿あん』に展示されています。 「古染むぎわら筒」 「呉須染附漢詩鉢」は、儒教思想に源流を詠んだ詩文が、籠字で書かれ、 見込みには「魁」、口縁内側に牡丹と獅子が描かれています。   自由奔放な古染附を好…
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鶏龍山古窯址を発掘調査した魯山人の粉引と刷毛目

侘び茶が流行りだした桃山時代から、茶人の間で珍重されてきたやきものに「ケイリュウサン」という朝鮮半島の粉青沙器がある。世の愛陶家、垂涎の李朝陶であり、魯山人も好んで、「鶏龍山絵刷毛目徳利」「鶏龍山絵刷毛目壺」「刷毛目茶碗」などを所蔵していた。  (昭和9年 魯山人家藏古陶磁図録より)  昭和のはじめ、魯山人はこれを星岡窯…
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山口淑子 イサム・ノグチ そして 北大路魯山人

李香蘭(りこうらん)の名で一世を風靡した山口淑子(現本名・大鷹淑子)が、9月7日午前10時42分、心不全のため、東京都内の自宅で死去された。94歳、まさに波乱万丈の人生だった。ご冥福をお祈りいたします 合掌   日中の狭間で、世界大戦という激動の時代に翻弄されたが、どんな時でも凛とした気品を忘れない美しくも偉大な女性であった。 一時…
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備前焼 ‥‥ 北大路魯山人 土味を愛でる

備前焼の故郷・岡山県備前市で一番高い山を熊山という。古くは山岳仏教が栄えた霊峰で須恵器の陶工たちが保護を求めて瀬戸内から逃れて熊山の八合目付近で備前焼を始めたところでもある。 山頂には、方形に石を積み上げた遺構があり、祭神を祭った。この熊山連峰に囲まれた備前市伊部は、熊山連峰から流出した腐植質の土が伊部に堆積し、百五十万年かかって黒褐色…
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石黒宗麿…倉敷個展・唐津焼を再興した愛犬家

穏やかで大らかな轆轤‥‥、宋代の焼物に潜む品格はそのままに、  桃山時代の美意識を感じさせる豊かな抑揚。  それは決して本歌を写す自己不在の職人芸ではない。  冷たく厳しい完璧な中国陶磁にみられる表現的な技巧に走るというより、  掌に温かく親しみさえ感じられる独自の造形美が、人に語り掛ける親しみさえ感じさせてくれる。  宗麿自…
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石黒宗麿…金沢から京都蛇ヶ谷へ。終生の友・小山冨士夫と出合う

石黒宗麿が金沢から京都市今熊野日吉町(通称:蛇ヶ谷)に移った経緯は‥‥ 「金沢時代に楽しんで作った作品はさっぱり売れず、売れるのは美術商から頼まれた古陶の写し物ばかりだった」と、宗麿の夫人・とうはいい、これでは偽物つくりになってしまうと考えた末であったと前回述べたのだが‥‥‥‥。 石黒宗麿三彩馬 金沢時代、石黒宗麿が、「窯…
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黒姫の「田舎蕎麦」を打ってみた

大田修嗣さんの刳貫鉢の底に「山の緑 ウルウル 盛り上がって」 柏の竹やぶのご主人・阿部さんが「魯卿あん」にお出でになり、黒姫の「田舎蕎麦」粉をいただいたので、 大田修嗣さんの刳貫の鉢を使って打ってみた。ほのかな香りと甘みがあり、流石に美味! 古伊万里蕎麦猪口で田舎蕎麦 杉台は伊豆の長岡正巳さんからいただいたもの。織部の瓢…
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茶道雑誌 特集「懐石の器にみる茶人のデザイン」

2014 茶道雑誌7月号  特集「懐石の器にみる茶人のデザイン」に 北大路魯山人の器芸術‥‥を載せていただきました。 書道雑誌(2014年7月号) 目次 魯卿あん床 魯山人「尋常一様松」   荒川豊藏 黄瀬戸竹花入 魯卿あん (Rokeian) 〒104-0031東京都中央区京橋2-9-9 &#974…
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